新緑の黒部峡谷トロッコ電車に乗る旅(2)/宇奈月へ&予約と座席紹介
5月のGW終盤に黒部峡谷鉄道に乗る旅に出掛けました。
上野発の夜行急行列車「能登」に乗車し、早朝5時過ぎに魚津駅で下車。
5月とはいえ、早朝の北陸はまだ寒かったです。
ところで、この急行「能登」は、北陸新幹線開通を前に廃止となってしまいました。
同じ区間を走っていた寝台特急(ブルートレイン)「北陸」も廃止となっており、現在、東京圏から夜行で富山、金沢方面へ向かう交通手段は高速バスしかありません。
この魚津駅に隣接する形で富山地方鉄道の新魚津駅があり(地下道で繋がっています)、電車に乗り換えて宇奈月温泉へ向かいます。
現在は、新魚津駅から先の新黒部駅で北陸新幹線(黒部宇奈月温泉駅)と接続しており、新幹線を利用した場合は、新黒部駅からの乗車となります。
終点の宇奈月温泉駅からトロッコ電車の始発駅宇奈月駅は歩いてすぐです。
朝のトロッコ電車乗り場の状況はこんな感じでした。
電車は予約で満席になっており、切符売り場では当日券を買い求める人たちで大変混雑していました。
いよいよトロッコ電車 出発です!
(ちょっと、その前に!)
トロッコ電車は、事前予約を!
トロッコ電車は定員制、立席はありません。
GW、紅葉時期等の繁忙期は事前予約がお勧めです。黒部峡谷鉄道のサイトで3か月前からインターネット予約も可能ですよ。
今回は、GW中ということもあり朝一番のトロッコ電車を事前に予約しました。
結果として予約しておいてよかったです。
トロッコ電車の座席紹介
ところで、トロッコ電車の座席は3種類あるのをご存知でしょうか。座席によって料金が異なりますし、列車によって座席の有無も異なります。
料金および、座席については、黒部峡谷鉄道のホームページで確認できます。切符の予約をする前に確認しておきましょう。
1.普通客車
まさに「トロッコ」。
窓なし、ベンチシートの座席です。解放感抜群ですが、雨天時は雨具着用が推奨されているほど雨が入ってきてしまうのと、時期・時間帯によっては寒いのが難点。
(終点の欅平駅は、標高599m)
ひとつのベンチに4名座るので、混雑時は狭く感じるかもしれません。
基本全ての列車に連結されていますが、早朝便や秋季など気温が下がる時期を中心に連結されていない列車があるようです。
2.特別客車
普通客車と異なり、窓が付いており暖房もあるなど快適度が up しています。座席も小さいながら背もたれがついています。この座席は、別料金が必要です。
一部の列車に連結されています。
黒部峡谷鉄道HPより
3.リラックス客車
特別客車と同じく窓付き暖房ありの車両ですが、進行方向に向かって座ることができる座席となっているのが特徴。この座席も別料金が必要です。
ほとんどの列車に連結されています。
ちなみに、私は乗り心地の違いを体感したく、
行き:「リラックス客車」
帰り:「普通客車」
に乗車しました。
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つづきは、こちら。
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