日本あっちこっちめぐり旅行記

個人旅行、高級旅館、温泉大好き人間が日本のあっちこっちをめぐった旅行記です。

冬の津軽・ストーブ列車と五能線の旅(1)/太宰治の生家「斜陽館」を訪ねて

 

津軽鉄道の「ストーブ列車」に乗りたいと思い、真冬の青森県津軽地方に行ってきました。

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りんごの生産地だけあって、駅の看板にも「りんご」が。
ストーブ列車の出発地・五所川原

「ストーブ列車」を運行する津軽鉄道五所川原は、青森駅からバスでおよそ1時間ほどの地にあります。

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JR五能線五所川原駅に隣接して小さな駅舎があります。

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この日は、雪が降ったりやんだりの天気。

 

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懐かしい、縦書き・漢数字の時刻表。

津軽鉄道は、全長20kmあまりの短い路線。

はじめは「ストーブ列車」に乗って全線往復しようかと考えていたのですが、出発まで時間があったので予定を変更し先行の列車に乗って途中の金木駅まで行き、そこから「ストーブ列車」に乗ることにしました。

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1両編成の列車に乗って五所川原から金木駅へ。
太宰治の生家「斜陽館」

「ストーブ列車」に乗る前に金木駅に立ち寄った理由は、ここに太宰治の生家があるからなんです。折角なので見学に行ってきました。

雪が降りしきる中、駅から歩くこと数分。

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来てびっくり! 大豪邸ですよ!

現在は、太宰治記念館「斜陽館」として内部が公開されています。さっそく入館。

dazai.or.jp

内部も広い! 1階は襖を取り払うと大広間になる座敷。

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仏間には立派な仏壇!

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こちらは、まさに太宰が産まれた部屋。

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2階への階段は突然洋風に。ケヤキの階段にシャンデリア。

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2階には、こんなに素晴らしい洋間も。

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さらに「斜陽の間」とも言われる和室も。

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襖に漢詩が書かれており、左から2番目の襖に「斜陽」と書かれています。

 

太宰は後にこの家を「風情も何もないただ大きいのである」とこき下ろしていましたが、私のような庶民からすると素晴らしい家でした。

いよいよ「ストーブ列車」に乗車。

「斜陽館」を見学して金木駅へ戻ってきました。

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降りしきる雪の向こうから「ストーブ列車」がやってきました。いよいよ乗車です。

 

 

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つづきは、こちら。

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