冬の津軽・ストーブ列車と五能線の旅(3)/「立佞武多の館」のすごい仕掛けに驚く
冬の津軽旅、続きです。
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ストーブ列車を堪能した後はJR五能線「リゾートしらかみ」に乗り換えるのですが、乗車まで時間があったので五所川原の街を散策することにしました。
立佞武多の館へ
駅から歩いて数分のところにある、「立佞武多の館」に立ち寄りました。
大きなガラス張りの壁が印象的なモダンな建物ですが、後になって、この建物のすごい仕掛けに驚かされました。
実はワタクシ、この旅行まで「立佞武多」(たちねぷた)って全く知りませんでした。
毎年8月に五所川原で開催されるお祭りで、高さ20mもある大きな山車が街を練り歩くそうです。
この「立佞武多の館」は、その山車を展示している施設です。
館内は巨大な吹き抜けの空間となっており、巨大な立佞武多が3基そのまま格納されています。
観覧通路が上階から下階へ山車を取り囲むように設置されており、山車を間近から眺めることができます。
今にも動き出しそうな、躍動感。
白っぽく光っているこちらの山車は、LED仕様。
立佞武多の館の驚く「仕掛け」
ところで、館内の観覧通路の一部は、こちらの画像のように跳ね上げ式の橋になっています。
この理由について、館内の係員の方に教えていただきました。
これは、お祭り開催時に山車を展示室から街に出すためのものなのです。
そして、冒頭に紹介した建物外観の「ガラスの壁」がスライドして山車を街中に出すと言うのです。
と言っても、私の下手な文章ではわかりづらいと思いますので、動画でご確認ください(笑)
五所川原立佞武多2 - 立佞武多の館・ブリッジ跳ね上げ - 0102A
五所川原立佞武多1 - 立佞武多の館・夢幻破邪出陣 - 0107A
まるでどこかの戦隊モノの発進みたいな、「ここまでやるか!」というような大仕掛け!
この「立佞武多の館」は、まさに佞武多の「基地」ですよ。
街の人々の立佞武多にかける想いが伝わってきました。
列車の待ち時間を使っての「時間つぶし」のつもりでの見学でしたが、「立佞武多の館」は「当たり」でした。
今回は真冬の訪問でしたが、いつか夏の祭りの日に行って「生」で山車を出す様子を見てみたいです。
吹雪の中、「リゾートしらかみ」を待つ
五所川原駅に戻ると、また吹雪いてきました。
吹雪と寒さの中、「リゾートしらかみ」を待ちます。
(次回へ続く)
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つづきは、こちら。
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