新緑の黒部峡谷トロッコ電車に乗る旅(5)/黒部万年雪と猫又駅~鐘釣駅~欅平駅の車窓
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いよいよ終点、欅平駅まで進みます。
東鐘釣山
鐘釣駅の手前、右前方に「東鐘釣山」が見えます。つりがね状の形をした石灰質の岩山です。
東鐘釣山を過ぎて黒部川に架かる橋を渡ると、黒部川が進行方向右手から左手に移ります。
車窓の見どころも進行方向右手から左手にかわります。
右側の座席に座っていると、左側を見るのがつらいです。(撮影するならなおさら)
逆に、左側の座席からは右側が見づらいというわけです。
見どころは進行方向右側が多く、座るのであれば右側がおすすめです。(帰りは左側)
なお、ここから先の車窓の様子は、帰りのトロッコ電車で撮影したものです。(帰りも右側の座席に座って、行きとは逆側の車窓を楽しみました。)
黒部万年雪(鐘釣駅)
橋を渡るとすぐに鐘釣駅に到着します。
鐘釣駅の進行方向左手に大きな雪のかたまりが見えます。
「黒部万年雪」です。
冬に山から崩れてきた雪が次シーズンの雪が降る時まで残っているので、この名が付いたそうです。
ちなみに、こちらは9月上旬に撮影した黒部万年雪。あまり残っていません。
数年後の9月に再度トロッコ電車に乗る機会に恵まれまして、その時に撮影したものです。
年によって雪の残り具合に差があると思いますが、4~5月であればトロッコ電車から十分な量の万年雪が見られるのではないかと思います。
小屋平ダム(小屋平駅)
鐘釣駅を出発して10分ほどで小屋平駅に到着します。一部の列車はここで停車しますが、私たち一般客の乗降はできません。(時刻表の案内にもありません)
ところで、この駅の進行方向左側にダムが見えます。
「小屋平ダム」です。
関西電力の発電用ダムで、前回の記事に登場した黒部川第二発電所の発電に利用されています。
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欅平駅
小屋平駅を出発してしばらくすると、終点欅平駅に到着します。
宇奈月駅からおよそ1時間20分ほどの旅でした。
(つづく)
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